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2013-06-27 17:00

その他

UNESCO指定に向けて始動 インレー湖

UNESCO
生物圏保護区指定の暫定リストにエントリー
国連教育科学文化機関(UNESCO)は、インレー湖野生保護区(Inle Lake Wildlife Sanctuary)を野生生物保護区に指定するための、公式な調査を開始した。

(画像;UNESCOサイト)

インレー湖野生保護区の管理者、Sein Tun氏は、生物圏の保護は、保全工事を行うと共に、地元の人たちの生計を立てることが重要である。起業家、住民、ボランティアなどが目標を一つにして、取り組まなければならないとELEVENに語っている。

国内有数の観光スポットである、インレー湖野生生物保護区は、1985年に設立された。Pinlaungと南部シャン州のPehkonの間に位置する。約250平方マイルの広さは、東南アジアで最大の湿地帯の一つ。同地では、哺乳類12種、鳥類287種、魚類59種、蝶の94種、両生類25種、およびカメの3種の生息が記録上で確認されている。

近年では、インレー湖では、原因で気候変動、森林破壊、化学肥料や殺虫剤の乱用などにより、本来の姿を失いつつあると危険視されている。これは、特に乾季の湖の表面積が縮小傾向にあることからも現実であると認めざるを得ない。

UNESCOの「生物圏保護区世界ネットワーク」は、117ヶ国、621箇所の生物圏保護区を認定している。今年は、カザフスタン、インド、フランス、エクアドル、韓国、中国、イタリア、そしてスペインが追加された。


外部リンク

UNESCO Tentative list ; Inle Lake
http://whc.unesco.org/en/tentativelists/825
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