ミャンマーニュース

ミャンマーで起きたクーデターにより2月1日に同国国軍に拘束されたアウンサンスーチー氏の経済顧問であったオーストラリア人のショーン・ターネル（Sean Turnell）氏が6日、国軍に拘束されたという。

ターネル氏は首都ネピドーにあるミャンマー開発研究所の所長であり、2017年から同国に拠点を置いている。

報道によるとターネル氏はBBCに、と述べたという。

また、ロイター通信へのメッセージでは笑顔の絵文字とともにと述べている。

しかし、それ以降、同氏に連絡することはできなくなったという。

ターネル氏はクーデターが起きた後、何度かTwitterで自身の安全を伝えるとともに、ミャンマーの状況に落胆を示していたという。

ターネル氏はオーストラリアのマッコーリー大学（Macquarie University）の経済学の教授でもあり、以前はオーストラリア準備銀行（Reserve Bank of Australia）で上級アナリストとして働いていた。

マッコーリー大学はターネル教授の拘束を認識しており、迅速な解放に向けて現地オフィスとオーストラリア政府をサポートすることを表明。

また、オーストラリアのマライズ・ペイン（Marise Payne）外相はオーストラリア人が海外で拘束されていることに懸念を示すとともに、在オーストラリア・ミャンマー大使を呼び出して懸念を伝えたという。

なお、クーデター後にミャンマーで外国人の拘束が伝えられたのは今回が初めてである。

（画像はTHE AUSTRALIANより）

外部リンク

Australian Adviser Detained in Myanmar
https://www.voanews.com/

Australian citizen and Aung San Suu Kyi adviser Sean Turnell 'detained'
https://www.abc.net.au/

Fears over Australian academic Sean Turnell detained in Myanmar
https://www.theaustralian.com.au/