2019-10-17 23:00
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日本とミャンマーの仏教は何が違う?

日本とミャンマーの仏教は何が違う?
2019年10月8日、JTBはホームページにて、日本とミャンマーの仏教の違いについて紹介した。日本で広く伝わっている仏教は「大乗仏教」である。ミャンマーで信仰されているのは「上座部仏教」であり、日本の「大乗仏教」とは少し考え方が異なる。「上座部仏教」と「大乗仏教」は、出家に対する考え方もまるで違う。
日本では一般の人々にとって、出家や修行はあまり馴染みがない。しかし、ミャンマーでは一般の人々の間でも、出家や修行がかなり浸透している。出家も一生のうちに1度、行うことを勧められている。
男性の場合、一生で二度は出家することを勧められており、何度も出家する人も多い。上座部仏教は「修行を積んだ者が救われる」という考えだ。出家や修行を通じて、修行者自身が救済を求める。
日本の大乗仏教では、出家した修行者と同様、出家や修行をしていない一般の人々も救済、成仏へ導く。
ミャンマーにおける出家
ミャンマーの出家は日本の出家と違い、数日~数週間程度、寺院で修行する。ミャンマーでは、修行を受け入れる寺院が多く、外国人や他宗教の人々も修行が可能だ。しかし、実際に出家すると、仏教の戒律の中で過ごす。その上、剃髪(髪をそり落として坊主にすること)や僧衣の着用が必要だ。
「仏教の空気に少しだけ触れてみたい」という人には、瞑想がお勧めである。瞑想も修行の大切な一部であるが、日々のストレスや苦痛を和らげる効果もある。また、思考を集中させる、心を穏やかにする等のリラックス効果も期待できる。
この為、欧米のビジネスエリートの間でも瞑想(マインドフルネス)の人気が急上昇中だ。
(画像はJTBのホームページより)
外部リンク
JTB
https://www.jtb.co.jp/
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