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2019-10-17 13:00

文化

ミャンマー、満月のまつり「ダディンジュ」で各地賑わい

ダディンジュ
釈迦の足元を照らす炎を灯して
雨安居(うあんご)が明ける10月の満月の日「アビダマー日」に行われる伝統的仏教行事「ダディンジュ」が10月11日から15日にかけて開催され、首都ネピドーをはじめミャンマー各地で賑わいを見せた。

雨安居とは、4月あるいは5月から3ヶ月ほど続く雨季の間に、寺院や住居にとどまり修業することである。

また、「アビダマー日」は釈迦が黄泉の国で天神様達に説教を伝えた後に天から舞い戻ってきた日に由来し、釈迦が天から降りるときに地上が見えるよう足元を照らしたことから、仏前だけでなくパゴダや家の門に火を灯すという。

それぞれのスタイルで祝う人々
人々は雨安居を祝い僧侶にお供え物を捧げ、仏教徒は教えを受けて経典を暗唱。年長者に敬意を払い、慈善を施す。

今年の「ダディンジュ」も多くの人々がパゴダを訪れ、首都ネピドーをはじめとするミャンマー各地で混雑した。

シャン州にあるインレー湖では、この地方の重要な儀式の1つと重なるため、地元の仏教徒と外国人観光客で賑わい、土産物店は5日間の休みが始まった11日から高い売り上げを記録したという。

なお、満月の夜、ミャンマー全土の街路や家に沿って、色とりどりの照明が灯された。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/

Inle Lake teeming with holidaymakers
https://www.moi.gov.mm/news/19420

Pagodas in Nay Pyi Taw crowded with people on Thandingyut Full Moon Day
https://www.moi.gov.mm/news/19418

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