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2019-09-30 19:00

社会

UNHCRの自立支援、ロヒンギャ難民がトレーナーの指導のもと「刺繍」を学ぶ

ロヒンギャ
クトゥパロン難民キャンプで黙々と「刺繍」に取り組む
国連難民高等弁務官事務所(以下、UNHCR)は9月25日、ロヒンギャ難民に対して行っている自立支援の内容を紹介した。

UNHCRは、世界最大規模のNGO(バングラデシュ)のBRAC人道支援部門と連携し、ロヒンギャ難民に裁縫技術を研修で学ばせる自立支援を行っている。

クトゥパロン難民キャンプにあるわらぶき屋根の施設では、トレーナーの指導のもと、10人以上の女性参加者が生計を立てるために、黙々と「刺繍」に取り組んでいる。

BRACのブランド「アーロン」で販売 貴重な収入源に
それらの刺繍はBRACのブランドである「アーロン」において販売され、女性参加者にとって貴重な収入源だ。また、来店する人から、質の高い刺繍の雑貨が好評を得ている。6か月間の研修期間中には助成金が支給されており、研修終了後には家族を養うため、定職に就きたいという声も上がってきている。

UNHCRによれば、難民キャンプ内外に18の工房が開設されたこともあり、今年中に500人の女性に研修を提供し、多くの女性の自立を支援したいとしている。

(画像はプレスリリースより)
(C)UNHCR/Caroline Gluck


外部リンク

UNHCR プレスリリース
https://www.unhcr.org/jp/23592-ws-190925.html

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