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2020-04-08 20:00

社会

新型コロナウィルス感染拡大の影響で、チェリーフェリーの運航を調整

フェリー
運航時間を短縮し、運航便を削減
Inland Water Transport(IWT)デルタ部門のアシスタントマネージャーであるU Thein Myint氏は、新型コロナウィルス感染の拡大を受け、「ティンジャン祭りが予定されていた6日間、通勤する人がスムーズに移動できるように運航時間を調整する。フェリー会社は、運航時間を大幅に短縮するだろう。」との見解を示した。

それを受けて、ヤンゴン・パンソダン-ダラ、ワダン-ダラ、ヤンゴン-カナウント、Shwelaung- Myaynu、ワケマ- Htawkanut間の各フェリーの運航時間が短縮される。

関連する保健部門と慈善団体は、新型コロナウィルスの啓蒙活動としてマスクを配布している。また、予防策として、フェリーでは毎日消毒作業を行い、座席を3フィート離して配置、港のターミナルには洗面台が設置された。

フェリーサービスは、通常1日に46便を運航しているが、4月12日から17日、パンソダン-ダラの運航は1日に26便に削減される。ワダン-ダラ間の運航時間は15時間から8時間に短縮され、ヤンゴン-カナウント間の運航時間は6時間から4時間に短縮される。

また、ヤンゴン-Kyonmange間のフェリーは4月11日から18日には運航されず、25日に再開される。ヤンゴン-Kyarkan間は、4月9日と16日は出航せず、フェリーサービスが通常に戻るのは4月23日の予定である。

混雑する港と船で感染症対策
パンソダン-ダラは、ヤンゴンの商業中継都市とつながる、ダラ、トゥワンテ、カウム、クンジャンゴンの各郡区およびエーヤワディ地域にある郡区など、南ヤンゴンの住民にとって唯一の玄関口である。

日本から寄贈された第1チェリー号、第2チェリー号、第3チェリー号という3つのディーゼルエンジン船が1日46便運航され、およそ30,000人の通勤者が利用している。

港は町の中で混雑した場所の1つである。3月に起こった新型コロナウィルスの感染拡大のために、港周辺では、地元と外国人の乗客の急激な減少が見られる。

WHOによる新型コロナウィルスのパンデミック宣言の後、新型コロナウィルスは公共交通機関や集会を通して簡単に拡散することから、関連部門は、4月30日まで公共の集会やイベントを制限するように指示されている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/?q=news/6/04/2020/id-21343

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