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2017-10-05 06:00

社会

ユニセフ、72万人の子どものために7,610万ドルを要請

ロヒンギャ族
支援活動資金の要請を10倍に 子どもに必要物資などを提供
世界中の子どもたちの命と、健康を守るために活動する、公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、ミャンマーのロヒンギャ族の難民に対する緊急支援活動資金を、7,610万ドルに引き上げると、3日のプレスリリースで発表した。

ミャンマーでの危機が起こり、当初の予想よりも多くの難民がバングラデシュに流入してきている。今ではおよそ50万人の難民が越境しており、そのうち60%が子どもであることが分かっている。

ユニセフは、現在の緊急支援活動資金の10倍にあたる7,610万ドルを要請していく。これにより、72万人の子どもに必要物資などの提供が可能になるとしている。

暴力から逃れ「子ども時代」を失う 生活環境の改善へ
ミャンマーにおける暴力から逃れてきた子どもは、「子ども時代」を失っていると、ユニセフ事務局長アンソニー・レークが指摘するように、子どもの心身は、深く傷ついていると言える。

今回の緊急支援活動資金の要請によって、安全な水の提供や、トイレなど、衛生環境の改善をすることができ、子どもの病気の予防にもなるとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

公益財団法人日本ユニセフ協会のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/

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