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2017-08-28 19:00

政治

ラカイン州アドバイザリー委員会、最終レポートを提出

ラカイン
仏教徒とイスラム教徒コミュニティの和解を求めて
8月23日、ネピドーで、ラカイン州アドバイザリー委員会のコフィ・アナン会長が、最終レポートをミャンマーのティンチョー大統領に報告した。

最終レポートは60ページ以上におよぶ。内紛争の防止、人道的支援の提供、仏教徒とイスラム教徒コミュニティの和解、長期的な組織プランが組み込まれていた。3月には委員会に中間レポートが提出されている。

アナン会長はヤンゴンで行われたプレスカンファレンスで、
ラカイン州の問題を回避しなければ、ミャンマーの未来は危険にさらされる。(Frontier Myanmarより)

と述べている。

市民差別の廃止を要請 憲法の見直しを
委員会はミャンマーから6人、外国から3人のアナリストで構成。アウンサンスーチー氏指導のもと、昨年9月に設立された。貧困地域の開発や暴力問題、難民の危機について調査分析を行っている。

コフィ・アナン氏はガーナ出身。1997年から2006年まで、国連事務総長を務めている。

今回のレポートでは、異なる特徴を持つ市民の差別を廃止することを要請している。また、すべての市民を公平に扱うため、憲法を見直す計画を開始するよう求めた。

(画像はELEVENより)


外部リンク

ELEVEN
http://www.elevenmyanmar.com/politics/11228

Frontier Myanmar
https://frontiermyanmar.net/

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