2017-07-31 01:00
社会
【ミャンマー】豚インフルでさらに2人死亡 鳥インフルも発生
29歳の妊婦と25歳の男性が死亡
ミャンマー最大の商業都市ヤンゴンで、豚インフルエンザとして知られる新型インフルエンザA型H1N1に感染し、さらに2人が死亡したという。ミャンマーでは、数日前に6歳の男児がA型H1N1で死亡したばかり。ミャンマー保健当局によると、死亡したのは29歳の妊婦と25歳の男性で、この男性は7月21日にヤンゴン総合病院に運ばれ、24日に死亡。また、29歳の女性は24日に中央婦人病院で治療を受けた後、ヤンゴン総合病院へ移送され、午後に死亡した。
ヤンゴン総合病院ではすでに3人のA型H1N1患者が治療を受けていたが、同病院のAye Ko Ko医院長によると、死亡した2人は治療を受けていた3人ではないという。
保健省によると、チン州Matupi郡区でも10人のA型H1N1感染が確認されており、最初に死亡した6歳男児は、この地域で感染したという。
保健省は首都ネピドーで緊急会議を開き、予防対策を発表。国民の沈静化に努めている。
鳥インフルエンザの感染も発表
保健省は25日、A型H1N1感染とは別に、ヤンゴンの南東370キロにあるタニンダーリ地方域(Tanintharyi Division)ダウェイ(Dawei)で鳥インフルエンザが発生したことも発表している。保健省によると、ダウェイの農場で6月に鳥インフルエンザのウイルスが検出され、1,800羽以上の鶏が処分されたという。
また、地方当局は、ダウエイの市場で卵や鶏肉の販売を禁止している。
(画像はpixabayより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/
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