• TOP
  • >
  • 政治
  • >
  • ローマ教皇、ヤンゴンで大規模なミサを開催
2017-11-30 13:00

政治

ローマ教皇、ヤンゴンで大規模なミサを開催

ローマ教皇
前日から約15万人のカトリック教徒が会場へ
11月29日午前、ヤンゴンで、ローマ教皇による大規模なミサが始まった。

会場となったkyaikkasanグランドパーク周辺には、ローマ教皇を迎えるため、前日から多くのカトリック教徒が集まった。

ミャンマーのカトリック教徒は約66万人。全人口の約1%だ。現地当局は、Kyaikkasanグランドパークに集まったのは約15万人と伝えている。地方政府関係者や国民民主連盟関係者も出席したという。

参加者は地元の協会から許可を得て、会場に集まった。参加者の多くはローマ教皇のイメージとマッチする、伝統的な服装と帽子を着用していた。

ローマ教皇は、両サイドが開いたオープンカーで到着、手を振りながら群衆の間を通り過ぎた。

「ロヒンギャ」使用せず 少数派であるカトリック教徒の支援が目的
ミサが始まる前、ローマ教皇はミャンマー訪問の目的を、圧倒的な仏教徒社会であるミャンマーで暮らす、カトリック教徒への支援が目的だと語っている。

ミャンマー到着後はアウンサンスーチー氏や軍最高司令官と会談。注目されていた「ロヒンギャ」の言葉は使用されず、ラカイン州について具体的な発言は避けられている。

ミサの後、ローマ教皇はミャンマーの仏教指導者と会談を行い、カトリック司教と話す予定だ。翌日には青少年のためのミサを開催し、バングラデシュに向かう。

(画像はワシントンポストより)


外部リンク

ワシントンポスト
https://www.washingtonpost.com/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook