ミャンマーニュース

ミャンマー国軍と少数民族コーカン族の武装勢力であるミャンマー民族民主同盟軍（Myanmar Nationalities Democratic Alliance Army ：MNDAA）との武力衝突で、国軍の兵士126名が死亡し、359名が負傷をしたと国営ミャワディ・テレビ（Myawaddy television）が報じた。

また、国軍兵士がMNDAAの74遺体を回収。加えて、22名のMNDAAの兵士を拘束し、226の武器や弾薬も押収した。

この武力衝突は、中国雲南省との国境に近いミャンマー北東部シャン州コーカン地区で2月9日に勃発。数万人ものミャンマー人が国境を越えて中国へ避難した。

MNDAAのスポークスマンは、自治権を獲得するまでは戦いを継続する意思を宣言。1月から90名の兵士を失っているとのこと。

両軍の兵士の数は明らかになっているが、民間人の死傷者の数は不明となっている。

また、3月13日には隣接する中国雲南省の農村で国軍による爆撃があり、中国人13名の死傷者を出した。

多くの犠牲者を出しながらも戦いを続けるMNDAA。政府との和平交渉のテーブルにつく日は来るのだろうか。

（画像はPRESS TVより）

外部リンク

Myanmar government says 126 soldiers killed in fighting with Kokang rebels
http://www.scmp.com/news/asia/

126 Myanmar soldiers dead, 359 hurt in Kokang region
http://www.presstv.ir/Detail/

Myanmar says 126 soldiers have been killed fighting Kokang army
http://www.wantchinatimes.com/news