2015-03-12 08:00

お知らせ/イベント

ミャンマーで開催された、初めての「児童図書出版ワークショップ」

シャンティ国際ボランティア会
ミャンマーの児童図書出版を促進させる試み!「第1回:児童図書出版のワークショップ」を実施
公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA)によって、ミャンマーで初めて「第1回:児童図書出版のワークショップ」が開催された。

同サイト内のシャンティブログによれば、このワークショップが実施された期間は2月末から3月4日までで、イラストレーターや編集者、作家などおよそ30名が対象になった。

またミャンマーの児童図書出版についての発達および改良が開催目的という。そして講師として招待されたのは、国際識字文化センターの代表:田島伸二氏であった。

ワークショップでの貴重な経験
ワークショップの午前は“絵本とはいったい何か”また“児童書関係者のもつべき理念”の児童書に関するセッションが実施され、田島氏による紙芝居や絵本、物語の創造について大事な話を聞くことができた。

さらに午後からは、ワークショップ参加者たちが自己紹介と一緒に、制作してきた作品について経験を分け合うなど、参加者同士の貴重な情報交換が行われた。

また“自身が作成したい児童書と絵本”をモチーフとして話し合いながら執筆し、絵マップで表現していくセッションも実施された。そのセッションでは、ミャンマーの文化を代表するような「道徳」「友情」「家族」がテーマとして、多く取り上げられていたという。

心に残る田島氏の貴重な言葉と、ワークショップの感想
このワークショップに招待された田島氏は、
「子どもたちが他人の気持ちを想像することができれば、この世界は変わっていきます」
(シャンティ国際ボランティア会 シャンティブログより)
と心に響く言葉を述べた。

またミャンマー事務所関係者は、
「ミャンマーは今、自由な発想ができるような時代になってきています。何よりも今回、研修会に参加された作家、イラストレーター、編集者の皆さんと、その思いを共有できたことは本当に大きな収穫でした」 (シャンティ国際ボランティア会 シャンティブログより)
と、ワークショップの感想を語った。

ミャンマーの児童書や絵本に興味のある人は、同サイトをチェックしてみては。

(画像はシャンティブログより)


外部リンク

公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA) シャンティブログ
http://sva.or.jp/wp/?p=12964

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