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2015-03-11 16:00

社会

三陸鉄道の車両 ミャンマーで第二の人生へ

三陸鉄道
2013年度廃車の気動車2両を有償譲渡
三陸鉄道は、老朽化のために2013年度に廃車とした気動車2両をミャンマーへ有償譲渡した。

車両の搬出作業は、6日深夜から7日未明にかけて実施。同鉄道北リアス線陸中野田~野田玉川間にて、大型クレーン車から大型トレーラへと積み込まれ、陸路で横浜港へと向かった。横浜港からは船で輸送し、ミャンマーを目指す。
日本の中古鉄道車両、ミャンマーで活躍
ミャンマー国鉄では、2000年代以降、日本の中古鉄道車両が数多く譲渡されており、三陸鉄道をはじめ、JR各社、名古屋鉄道、伊勢鉄道などから気動車が、また、JR北海道やJR貨物からはディーゼル機関車が譲渡され、ミャンマーで活躍中だ。

今回、三陸鉄道が譲渡した車両は、1983年に製造された車両で、1984年の三陸鉄道開業から活躍してきた車両である。東日本大震災前は、夏季限定で仙台駅と八戸駅を三陸鉄道経由で運行する列車「リアス・シーライナー」にも使用されていた。

ミャンマーで鉄道写真撮影の場合は許可が必要
日本の中古鉄道車両は、整備が行き届いていることから、海外に譲渡された後も十分使用が可能である。海外に譲渡された車両を撮影するために、日本から海外に渡る者も多く見られるが、ミャンマーにおいては、ミャンマー国鉄が発行する許可証がなければ鉄道施設の撮影は禁止となっているため、注意が必要だ。


外部リンク

三陸鉄道ブログ
http://tetsulog.jp/index.php?e=1905

ミャンマーの鉄道(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/ミャンマーの鉄道

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