ミャンマーニュース

ヤンゴン市のマヤゴン郡区で建設が進められていた8マイル交差点の高架橋が完成し、3月22日、開通式が実施された。開通式では、ミン・スエ・ヤンゴン地域首相によって、石製記念碑の除幕が行われた。

総工費は158億チャット（約14億7000万円）。同交差点の高架橋は片側2車線で、全長が525m、うち高架部が465mとなっている。高架橋は、Pyay通り、Kaba-Ayeパゴダ通り、Kyaikwaing パゴダ通りと交差する。

これまで、市街地からヤンゴン国際空港やヤンゴン・マンダレー高速道路へ向かう場合は、同交差点で停止する必要があったが、高架橋の開通により、同交差点で停止する必要がなく、スムーズに走行することができる。

ヤンゴン市内では渋滞が慢性化していることもあり、ヤンゴン地域政府の財務相は、渋滞緩和のため、今年度322億チャット（約30億円）を投じ、2カ所の交差点の立体交差化を提案している。

しかしながら、ヤンゴン地域議会の金融・経済計画委員会は、立体交差化が必ずしも渋滞を緩和するとは言えず、立体交差化は税金の無駄でしかない、との考えを示した。

また、都市計画の専門家は、立体交差化は一部の交差点にとどめ、計画している全ての交差点を片側2車線で立体交差化する必要はないとの見方を示した。

外部リンク

THE GLOBAL NEW LIGHT OF MYANMAR
http://globalnewlightofmyanmar.com/8-mile-junction-flyover

ELEVEN MYANMAR
http://www.elevenmyanmar.com/local/parliamentary-committee

mitvNEWS
http://www.myanmarinternationaltv.com/news/new-facility