2014-02-27 18:00
社会
ミャンマーからのホームヘルパーが香港に到着
第1グループ19名が正式に派遣 今後3か月で200名予定
2月23日、ミャンマーからホームヘルパーとして働くために派遣された女性が、香港に到着した。(画像:South China Morning Post)
香港のリクルート・エージェンシーを通して、第1グループの19名が到着した。この後3か月間で200名が続く予定だ。ミャンマーではおよそ1万人のホームヘルパーを派遣する準備があるという。
環境改善、監督強化後も懸念されるヘルパー虐待
香港では、インドネシアやフィリピンなど30万人の外国人がホームヘルパーとして就労している。慢性的なホームヘルパー不足に対応し、外国人ヘルパーを派遣する1,000以上のエージェンシーがあるが、昨年は許可を得られなかった団体もある。理由は違法な支払いや嫌がらせ、虐待などで、昨年だけで8,000件ほどの苦情が確認されたという。香港当局は就労者保護のため、就労環境などについての監督を強化し、エージェンシーは環境改善のため更なる努力を推し進めていくとしている。
移民局によれば、すでに47名のミャンマー人が香港で働いているが、いずれも個人的な取り引きによるものだという。各国ヘルパーの中でも特にミャンマー人は立場が弱いと認識されており、ヘルパーグループからは彼女たちを心配する声があがっている。
ヘルパーグループは、空港にミャンマー語で書かれたアドバイスリーフレットを置き、注意を呼びかけているという。
外部リンク
South China Morning Post
http://www.scmp.com/
Myanmar Times
http://www.mmtimes.com/
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