2021-04-22 11:00
社会
キアラ、ビルマ語AI翻訳オープン研究を開始
政情不安が続くミャンマーの情報を正確に翻訳
株式会社キアラ(以下、キアラ)は、ビルマ語(ミャンマー語)のAI翻訳オープン研究を開始し、日本語への翻訳精度向上を目指すことを発表した。ビルマ語から日本語への翻訳は、複雑な言語体系とリソースの不足のために、機械翻訳の精度が非常に限定的となっており、翻訳のアウトプットを完全に理解することは困難という状況である。
キアラは、現在ミャンマーで起きている政情不安に伴う深刻な人権侵害、そして翻訳精度の低さがもたらす日本国内における現地の情報不足に対して問題意識を持っており、著名なジャーナリスト、複数の政府や産業界関係者、メディアと連携し、ミャンマー現地の情報をリアルタイムに正確に翻訳を行うことを目標に、AI翻訳の研究を行っていく予定である。
100ヶ国語対応のSlack向け同時翻訳アプリを販売
キアラは、100ヶ国語対応のSlack向け同時翻訳アプリ「Kiara」を開発、販売し、自然言語処理を中心とした最新のAI技術で、顧客の生産性向上にコミットし、人類の進化を加速させることを目指している。機械学習研究会コミュニティ「Team AI」を運営し、過去8000人の参加者と700回のAIイベントを実施しており、また、「機械学習エンジニアになりたい人のための本」、「現場のプロが伝える前処理技術」、「コロナ vs AI 最新テクノロジーで感染症に挑む」等の出版も行っている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社キアラ プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000027325.html
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