• TOP
  • >
  • 経済
  • >
  • 海風エンタープライズ、「国際産直」でマンゴー生産者を救うクラウドファンディングを開始
2021-04-28 16:30

経済

海風エンタープライズ、「国際産直」でマンゴー生産者を救うクラウドファンディングを開始

海風エンタープライズ
ドライマンゴーの商品化プロジェクト
合同会社海風エンタープライズ(以下、海風エンタープライズ)は、クラウドファンディングプラットフォームCAMPFIREにて、ミャンマーで販路を絶たれたマンゴーを現地パートナーと協同でドライ化し、ミャンマーの農民を日本との「国際産直」により救援するプロジェクトを開始しました。

今回のクラウドファンディングでは、現在、飢餓に直面するミャンマーの農民をドライマンゴーの商品化プロジェクトで支援するため、設備投資資金など120万円を募集します。

ミャンマーは非常に厳しい情勢ですが、現地とは緊密に連絡を取り合っており乾燥機設置の準備も進んでいます。一時的な支援ではなく、ミャンマーの生産者と日本の消費者が希望に満ちた未来を共有できる「国際産直」の取り組みとなります。

さらに、このクラウドファンディングのプロジェクト終了後も、現地パートナーと協同して、食と農に係る日本の伝統技術を活用しながら、椰子糖やマンゴーを原料とする無添加食品の開発に取り組んでいきます。迫りくる飢餓を乗り越えていくために、新たにさつま芋栽培事業を開始し、「Myanmar SDGs」の具体化に向けて活動を進めます。

クラウドファンディングのタイトルは、「困難に立ち向かうミャンマー『国際産直』でマンゴー生産者のいのちと暮らしを守ろう!」で、支援方法などの詳細はCAMPFIREのページを参照のこと。

コロナ禍でマンゴーの売り先がなく、飢餓の危機
2012年、海風エンタープライズの代表はミャンマー人留学生数人とソーシャルビジネスの勉強会を開催しました。

留学生たちは帰国後、農業生産が難しい中部乾燥地帯の貧しい農民により椰子の花序液から作られる「椰子花蜜糖」など、ミャンマーの有機農産物を日本へ輸出する仕事を始めました。

その後、2017年より代表はミャンマーを訪問し、取り組みに賛同したヤサージョ町の製糖工場の社長と、三者協同で日本とミャンマーの「国際産直」に取り組むことになりました。

しかし、コロナ禍の影響で、ヤサージョ町の主要作物であるマンゴーが売り先を無くし、農民たちも飢餓の危機に直面していることから、現地と協議した結果、継続的に経済的な自立ができるような生産品を作ることを目指し、ミャンマー初の「ドライマンゴー国際産直」をスタートさせていきたいと考えています。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

海風エンタープライズ プレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/268795

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook