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2021-04-02 09:00

社会

ユニセフが難民キャンプで、家族と離ればなれになった子どもを再会させる活動を展開

ロヒンギャ難民
家族と再会させるための活動や心理的支援などを実施
公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、コックスバザールの大規模火災の発生を受けて、家族と離ればなれになった子どもを再会させる活動などを展開していると、3月29日に発表した。

同火災に関してユニセフの事務局長であるヘンリエッタ・フォア氏が声明を発表し、死傷したロヒンギャ難民とその遺族、避難している5万人もの難民に対して、深い哀悼の意を表している。

難民キャンプでの火災によって50人以上の子どもと家族が離ればなれになっており、300人が行方不明とされている。そのためユニセフは、子どもと家族を再会させるための活動や、心理的支援などを実施。住居が破壊された家族の移転作業も支援している。

パートナーが緊急用の水と衛生物資を難民キャンプに提供
上記以外にもユニセフのパートナーは、緊急用の水と衛生物資を難民キャンプに提供。移動医療チームはやけどや切り傷を負った人に応急処置を施している。

ユニセフは国際社会に向け、避難者の長期的なニーズに対して、資金援助を強化するように求めているほか、ロヒンギャの子どもとその家族が平和かつ調和のとれた生活が送れるように、関係者と政府に長期的な解決策をとるように改めて要請した。

(画像はプレスリリースより)
(C)UNICEF/UN0431934/Saeed


外部リンク

ユニセフ プレスリリース
https://www.unicef.or.jp/news/2021/0078.html

ユニセフのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001713.000005176.html

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