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2021-04-01 00:00

社会

ユニセフがミャンマーの治安部隊の武力行使を非難、複数の子どもが犠牲に

ユニセフ
3月27日だけでも11人の子どもが死亡との報告も
公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、ミャンマーの治安部隊の武力行使を、3月28日のプレスリリースで強く非難した。

ユニセフ事務局長であるヘンリエッタ・フォア氏は、ミャンマーの治安部隊が武力行使したことで、複数人の子どもが犠牲になっていることについて声明を発表。3月27日だけでも11人の子どもが死亡、クーデターの発生以降、およそ1,000人の子どもや若者が恣意的に拘束されているとの報告があった。

子どもの権利を著しく侵害するもので、治安部隊はその責任を追うべきだと強く非難した。

予防接種が受けられないなど長期的な影響が及ぶ恐れも
こういった武力行使などが、重要なサービス提供の停止につながっており、既におよそ100万人の子どもが主要な予防接種を受けられず、およそ500万人がビタミンAの補給を受けられない状況にある。また今後1年、教育が受けられないリスクがあるほか、25万人以上の子どもが基本的な水と衛生サービスを受けられなくなるともされている。

ユニセフはこういった状況においても、ロヒンギャなどを含む全ての子どもに向けた支援を継続することを最優先事項としている。

(画像はプレスリリースより)
(C)UNICEF/UN0393347/Htet


外部リンク

ユニセフ プレスリリース
https://www.unicef.or.jp/news/2021/0077.html

ユニセフのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001712.000005176.html

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