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2021-03-29 19:15

社会

セーブ・ザ・チルドレン、ミャンマーの治安部隊が行う武力行使を止めるように求める

クーデター
クーデター開始以降、20人以上の子どもが死亡も
セーブ・ザ・チルドレンが、ミャンマーの治安部隊が行う武力行使を止めるよう、3月25日に提言・声明を発出した。

ミャンマーでは2月1日からクーデターが起き、政治犯支援協会(AAPP)による子どもの死亡・拘禁に関するデータによれば、20人以上の子どもが死亡したとされている。

そして3月22日と3月23日には、少なくとも3人の子どもが治安部隊に殺害されたと報じられた。22日に死亡したとされている14歳の少年は、クーデターに対して抗議デモは行っておらず、自宅または自宅周辺で射殺されたことも報じられている。

恣意的に拘束された子ども17人の安全についても懸念
セーブ・ザ・チルドレンは子どもの死亡者数について憂慮しているが、恣意的に拘束された子ども17人の安全についても懸念を表明。若い学生を中心としたデモ参加者の逮捕者・拘束者が続いており、少なくとも20人は高校生で、その中には18歳未満の子どもも含まれている可能性もある。

こういったことから、セーブ・ザ・チルドレンは治安部隊に対してデモ参加者への武力行使を直ちに止め、いかなる状況においても子どもの安全を守るように求めている。

(画像はセーブ・ザ・チルドレン ホームページより)


外部リンク

セーブ・ザ・チルドレン 提言・声明
https://www.savechildren.or.jp/

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