2024-05-20 11:00
政治
日本の外務大臣政務官、ミャンマー少数民族組織の代表らと会談
日本の役割に期待
日本外務省は5月14日、高村外務大臣政務官がミャンマーの少数民族組織の代表らと、ミャンマーの危機について会談したことを明らかにした。外務省はミャンマー少数民族組織の代表らの名前を明らかにしていないが、報道によると外務省が提供した画像には、カレン民族同盟(KNU)のPadoh Kwe Htoo Win議長とカレンニー革命政府の代表でもありカレンニー民族進歩党(KNPP)の党首でもあるKhu Oo Reh氏が写っているという。
高村政務官はミャンマーの少数民族組織の代表らに対して、
「日本政府として、今後も、ミャンマーの様々な関係者との対話を通じて、事態打開に向けて取り組んでいく」(プレスリリースより)
と述べている。それに対してミャンマーの少数民族組織の代表らは、日本政府と日本国民による一貫した支援への謝意と日本の役割に対する期待が述べられたという。
日本で異例の記者会見
報道によると、ミャンマー国軍に対抗して民主派勢力が樹立した国民統一政府(NUG)の大臣と複数の民族武装組織の高位指導者が1週間の予定で訪日しており、高村政務官との会談もその一環だという。また、UNGの大臣と3つの民族武装組織の高位指導者が同日、軍事政権に対する彼らの団結を強調することを目的とした異例の記者会見を東京で開いた。
アナリストらは、UNGが民族武装組織の代表とともに日本の国会議員らと会談できたのは、反軍事政権勢力の成長を表していると指摘している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
外務省のプレスリリース
https://www.mofa.go.jp/
Japanese Envoy Meets Myanmar’s Ethnic Armed Organizations
https://www.irrawaddy.com/
Myanmar rebel leaders meet senior Japanese official
https://www.rfa.org/
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