ミャンマーニュース

2022年6月6日、ビーンズ・コネクティッド株式会社は「AMAYAR WOMEN's COFFEE Group」を紹介した。

SRR CO池袋のミャンマー支援レストラン「Spring Revolution Restaurant」では、AMAYAR WOMEN's COFFEE Groupのミャンマーコーヒーを発売している。

AMAYAR WOMEN's COFFEE Groupとは、「貧困からの脱却・経済的自立・女性の地位向上」を目指して、Su Su Aungさんが立ち上げたコーヒー生産者グループだ。Su Su Aungさんは少数民族ダヌー族出身であり、AMAYAR WOMEN's COFFEE Groupは最初、地元の農家の女性50人で結成された。

標高1,190m〜1,805mに広がる、ミャンマーの中部高原地帯のユワンガン地方には、AMAYAR WOMEN's COFFEE Groupの契約農家が約700戸ある。この契約農家の庭先では、コーヒーの木が無農薬で自然栽培されている。AMAYAR WOMEN's COFFEE Groupは定期的に、農家への栽培指導も行っている。

AMAYAR WOMEN's COFFEE Groupのスタッフは、契約農家を一軒一軒、尋ねて歩いてコーヒーの木からコーヒーチェリーを集めて回る。集めたコーヒーチェリーは、「AMAYAR Choosing」と呼ばれる選別作業によって、糖度をチェックしてグレード分けを実施。AMAYAR Choosingとは、全て手作業による丁寧な選別作業だ。

washed（水洗式）という製法によって、コーヒーチェリーの果肉や皮を取り除いた後、手作業で天日干して機械で脱穀する。最後に再度、手で丁寧に選別を実施して、ハンドピッキングで欠点豆を除去する。

アメリカの技術援助により、高品質のコーヒー豆を生産する技術を学んだAMAYAR WOMEN's COFFEE Group は、2018年に国際NGOの支援で独自の精錬所を開設した。CQI（Coffee Quality Institute）コーヒー品質ガイダンスに基づいて、スペシャルティコーヒーを生産、品質向上に取り組んできた。

今では、国際的な評価機関SCAA（Specialty Coffee Association of America）のカッピングスコアでスペシャリティコーヒーと認定される80点以上のスコア（20年は85.9）を獲得、世界的に高い評価を受けている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

AMAYAR WOMEN's COFFEE Group
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