ミャンマーニュース

中国のアジア問題担当特使である孫国祥（Sun Guoxiang）氏はミャンマー訪問中、和平プロセスの資金を支援するためにミャンマーに100万米ドル（約1.1億円）を寄付したという。

中国政府は、ミャンマーの国家和解・和平センター（National Reconciliation and Peace Center）に40万米ドル、和平委員会（Peace Commission）と合同停戦監視委員会（Joint Ceasefire Monitoring Committee：JMC）にそれぞれ30万米ドルずつ提供。

孫特使は、と語り、中国が信頼できる同盟国であることを強調した。

2017年1月、中国は外務省を通じてミャンマーの和平プロセスに100万米ドルを寄付。2020年までに300万米ドルの寄付を約束した。

2017年12月、孫特使はJMC に50万米ドルを寄付。また、2018年6月には当時の在ミャンマー中国大使により10台の車両が寄付されている。

なお、ミャンマー政府は2015年10月、8つのグループと全国停戦協定（Nationwide Ceasefire Agreement：NCA）を締結したが、同国で最も強力な反政府勢力との合意には至っていない。

アウンサンスーチー国家顧問が率いるNLD（国民民主連盟）が政権を握って以来、NCAに合意したのは2グループのみである。

（画像はThe Irrawaddyより）

外部リンク

China contributes millions to Myanmar peace process with armed groups
https://www.nst.com.my/

Myanmar can rely on China for peace process, says Mr. Sun Guo Xiang
http://www.mizzima.com/

China Gives $1 Million to Myanmar for Peace Process
https://www.irrawaddy.com/