2019-09-11 05:00
社会
国家司法扶助委員会、政府の部門関係者や専門家が参加するセミナーを開催

財政が困難な人に対し法的な支援を行う
国家司法扶助委員会(ULAB)は、9月3日、ネピドーのパークロイヤルホテルにおいて、刑事司法制度における法的扶助へのアクセスに関するガイドラインおよび国連の原則を実践することを目的とした全国レベルのセミナーを開催した。ULABのU Nyan Win委員長は開会の挨拶を行い、「この法的扶助機関は、財政的に困難がグループや女性、子どもたちに、市民権を確保するための法的な支援を行うものである。」と語った。そして、この機関は、ミャンマーでは初めての独立した組織であることから、その作業に対する意見を求めた。
討論会では、緊急対応アドバイザーで政治経済学の専門家であるU Aung Kyaw Thein氏が、ミャンマーの法的扶助機関の形成において革新を推進することについて講演し、続いて、ULABのアドバイザーであるU Han Zar Tun氏とGeralyn Busnardo氏、委員のU Kyaw Soe Bo氏が、ミャンマーにおける法的扶助法に関する原則について説明した。
政府の各部門で国連基本原則やガイドラインを共有
また、セミナーは、政府当局の部門にいる法的利害関係者の間で、国連の基本原則とガイドラインを共有し、目的と国際規範に従って、これらの基本原則とガイドラインを実践することにおいて、部門と協力する方法を模索することを目的として行われた。セミナーには、ULABのU Nyan Win委員長、人民代表院の請求書委員会のU Khin Maung Win委員長、民族代表院請求書委員会のU Zaw Min委員長、連邦法務総裁府のU Win Myint司法副長官、ミャンマー汚職防止委員会のU San Win書記、関係部署の職員、招待客らが参加した。
2012年12月に国連総会で採択された「刑事司法制度における法的扶助へのアクセスに関する国連の原則およびガイドライン」は、法的扶助に対応する初めての国際的な法律文書である。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/4/09/2019/id-18979
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