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2019-07-26 20:30

文化

情報省大臣、映画館の振興と上映システムの改善に関する会議を開催

映画
質の高い映画を製作し早く上映する
ヤンゴンのバハン郡区にある情報広報局(IPRD)において、映画館の振興と上映システムの改善に関する会議が開催された。

会議に参加したのは、情報省のペー・ミン大臣、U Aung Hla Tun副大臣関係者、Myanmar Motion Picture Asiayone社のU Zin Wine社長などである。

会議では、映画業界の人々が、すべての分野で公正で平等であることが重要であるとの見解が示された。映画業界におけるアーティスト、プロデューサー、ビジネスマンが親しくなり、団結することが重要であり、1つの部門以外すべての部門が悪い場合は、それは持続可能にはならない。すべてが公平である必要がある。

また、長い期間上映待ちリストに入っている映画を上映することは、プロデューサーにとって重要であり、それは俳優にも影響を与えるので、Myanmar Motion Picture Asiayone社は、映画業界にいる人々に利益をもたらすという観点から検討し、早く上映することを許可するべきであるとの意見を述べた。

そして、ペー・ミン大臣は、「プロデューサーに質の高い映画を製作するように要請し、映画館所有者も、観客に質の高い映画を見せることを望んでいる。映画がすべての人に受け入れられ、時間と時代に沿ったものになるように、ルールや規制に従い、現在ある問題を協力して解決することが必要である。」と説明した。

さらに、大臣は、今回の問題に合理的なアプローチをとるように要請し、この日の会議から良い結果を得たことに感謝の意を表した。

様々な取り組みを実行
その後、IPRD事務局長のU Ye Naing氏は、ミャンマー映画産業の振興のために行われた作業の状況、映画の上映システムと映画館を建てること、映画製作会社を探すことにおける変革について説明した。

これは、映画館所有者とプロデューサーが、上映システムの改善へ向けて実行した作業における提案を行い、その状態について話し合った。

この日の会議中に行われた議論はまとめられ、より良いシステムを確立するためにさらに会議が行われることとなった。

デジタルシステムにより多くの映画館で同時上映も
現在、ミャンマーには144の映画館において165のスクリーンがあり、さらにオープンを予定している映画館がある。2018年には83本の映画が上映され、2019年には7月20日までに合計53本の映画が上映された。

今後の上映予定によると、今年上映された映画の総数は1962年に上映された95本の映画の記録を超えることが予想される。しかし2016年から今日まで、239本の映画が上映されずに残っている。上映される映画は質の高い作品もあるが、映画の撮影が完了してから上映されるまでに時間が掛けられていない作品もある。

質が高く良い映画を作るために尽力し、フィルムシステムはデジタルシステムに変更されて、全国の映画館でより多くの映画が同時に上映されている。この会議で、オーディオやビデオシステムとサービスが良くなったことが明らかになった

さらに、映画産業の発展のために2018年7月21日に情報省によってフィルム開発センターが開設され、そこでフィルムの分析が行われた。3つの映画スタジオはすべて改装され、適正な価格で貸し出しされている。

外国映画の撮影が行われる場所の使用料は、2019年4月1日から、10万チャット引き下げられた50万チャットから200万チャットとなっている。毎日の映画撮影料金は10万チャットに設定されていたが、4月1日からは収集されなくなったことから、外国映画の撮影が増加している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/21/07/2019/id-18499

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