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2019-07-13 18:00

社会

ユニセフ、モンスーンによる豪雨被害 ロヒンギャ難民キャンプの状況を報告

ロヒンギャ
洪水・土砂災害・強風で多数が避難 命を落とす人も
公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、モンスーンによる豪雨被害を受けているロヒンギャ難民キャンプの状況を、7月9日に報告した。

一部の難民キャンプでは、6月や7月の平均月間降雨量にあたる500ミリ以上の雨が降るなど、モンスーンの大雨や土砂災害、洪水で3万8,000人に影響がでている。何千件もの仮設住居が損壊し、多くが高台の避難所に避難したほか、女性1人と幼い男の子が命を落とした。

また、子どもの学ぶ場となっている学習センターの多くが一部損壊しており、5万人近くの子どもの教育に影響がでると予想されている。

パートナー団体と協力 緊急支援物資を事前に手配も
ユニセフはモンスーンの豪雨などによる緊急時に備え、パートナー団体と協力し、緊急支援物資の事前手配を行ってきた。

何千人もの子どもとその家族を守ることに重点を置いて、既に基本的な人道支援物資の配布に加え、水と衛生施設の再建などを開始。長引く降雨による影響に対応する態勢が整っているとしている。

しかし一方で学習センターを修復し、子どもの教育を再開させるために、多くの活動や支援が必要だとしており、ユニセフは各方面に更なる支援を呼びかけている。

(画像はプレスリリースより)
(C)UNICEF_UN0308740_


外部リンク

ユニセフ プレスリリース
https://www.unicef.or.jp/news/2019/0099.html

ユニセフのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000001354.000005176.html

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