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2019-05-30 05:45

社会

UNHCR、ロヒンギャ難民の教育や仕事などの現状を報告

ロヒンギャ
メンタルヘルスプログラムを実施 子どもの心のケアに
国連難民高等弁務官事務所(以下、UNHCR)が、ミャンマーからバングラデシュに逃れているロヒンギャ難民の教育や、仕事などの現状を5月27日に報告した。

UNHCRはバングラデシュ南東部のコックスバザールで、子どもの心ケアのため、12歳から17歳を対象にメンタルヘルスプログラムを実施。ダンスや運動、質問タイムなどを通じ、避難先で感じている不安や寂しさなどといった気持ちを素直に表現させ、心のケアを行っている。

サイクロン対策で仕事・収入、複雑な心境も
ロヒンギャ難民の男性の中には、モルタルなどで家の周りを補強し、モンスーンの季節に起こるサイクロンの対策を行う。こういった仕事で収入を得ていることについて、複雑な心境であると明かした。

また、危険な場所に住む難民も多く、難民の有志ボランティアが注意喚起を実施するが、そこを離れようとしない人もいる。

住まいもなく、教育も受けられない難民も多く存在しており、未だに課題は山積だ。UNHCRは今後も、難民自らが未来を切り開いていけるような支援を行っていくとしている。

(画像はプレスリリースより)
(C)UNHCR/Will Swanson


外部リンク

UNHCR プレスリリース
https://www.unhcr.org/jp/22922-ws-190527.html#

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