2020-05-21 05:00
社会
シャンティ、難民キャンプにおける新型コロナウイルスへの対応を紹介

難民キャンプへ入るのに許可が必要 閉館する図書館も
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)のミャンマー国境支援事業事務所スタッフ・山内氏が、難民キャンプにおける新型コロナウイルスへの対応がどのようになっているのか、5月19日のシャンティブログで紹介した。タイ・ミャンマーの陸路の国境は人・物の移動が多く、新型コロナウイルスの感染拡大の懸念があることから閉鎖されており、同事務所も在宅勤務などを導入した。
ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所コーディネーターのエッソ氏に話を聞いたところ、4月にはタイ当局が全難民キャンプの閉鎖を決定し、現在は一部のみ当局の許可があれば入ることができる状態だとしている。
図書館員はフェイスシールドとマスクを装着 本の消毒も
シャンティが展開する図書館事業においても対応・対策を講じており、図書館員はフェイスシールドとマスクを装着し、閉館期間を利用して大掃除や本の消毒を実施。新型コロナウイルスの情報を掲示板にのせて周知を行っている。現在は新型コロナウイルスの影響で利用者が減っている時間を使って、図書館員同士で読み聞かせの練習をするほか、利用者が来館した際には手洗いの呼びかけを実施。エッソ氏によれば、関係者との少人数の会議を開催し、今後の対応などの協議も行っているとしている。
(画像はシャンティ ホームページより)
外部リンク
シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=38308
関連する記事
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30
-
2025-04-17 15:00