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2020-05-20 08:30

社会

ロヒンギャ難民キャンプで新型コロナウイルスの初感染を確認

ロヒンギャ難民
UNHCRとパートナー団体が必要な対処方法を実行
UNHCRが、バングラデシュ南東部コックスバザールにあるロヒンギャ難民キャンプにおいて、新型コロナウイルスの初感染が確認されたことを受けて、必要な対処方法を実行に移していることなどを、5月18日に発表した。

3月以降、UNHCRはパートナー団体とともに、バングラデシュ政府の難民キャンプにおける新型コロナウイルスのパンデミックと、影響抑止に向けた公衆衛生の対応策へ支援を行ってきた。今回、初めて難民キャンプで感染者が確認されたことで、これまで準備されてきた必要な対処方法を実行に移したことを明らかにしている。

水と石けんの供給を確認 手洗い場の増設なども
約86万人が暮らすロヒンギャ難民の居住区においては、新型コロナウイルスの感染拡大リスクが高く、バングラデシュ政府が公衆衛生の対応策を進めてきたほか、キャンプ内の全クリニックの医療スタッフも感染予防・管理(IPC)の指示を遵守して活動してきました。

水、衛生、医療分野で活動するパートナー団体は、衛生促進の活動を継続し、水と石けんが全ての人に行き届くのかを確認したり、物資配給・医療・栄養など難民サービスが提供される場所では手洗い場の数を増やしたりしている。

UNHCRによれば、今までは感染症対策の基礎構築であったが現在は対応フェーズに入っており、更なる協調・協力が必要になっているとしている。

(画像はプレスリリースより)
(C)UNHCR/Roger Arnold


外部リンク

UNHCR プレスリリース
https://www.unhcr.org/jp/26065-pr-200518.html

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