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2020-05-20 08:45

社会

難民キャンプで初めての新型肺炎感染者を確認 ユニセフも対応を急ぐ

ロヒンギャ難民
重症急性呼吸器感染症の隔離・治療センターを建設中
公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、バングラデシュ南東部コックスバザールにあるロヒンギャ難民キャンプで、初めての新型肺炎感染者が確認されたことを受けて、どのような対応・取り組みを進めているのか5月18日に発表した。

ユニセフは重症急性呼吸器感染症の隔離・治療センターを建設中で、5月22日までに90床を配備、残りの120床は5月31日までに配備する予定。また、既存の下痢治療センターを30床の隔離・治療センターに転用する準備も進めているものの、人員や医療物資に時間を要している。

また、コックスバザールの医療従事者や保健・医療施設に対して、個人用防護具を提供するなど支援も行っている。

パートナー団体が安全な水と石鹸を確保 消毒作業も実施
ユニセフのパートナー団体は、ロヒンギャ難民24万人に安全な水と石鹸を確保・提供。トイレおよそ9,500基とシャワー施設4,700か所の消毒作業も実施した。

また、急性栄養不良の子供は新型肺炎による合併症の発症リスクが高まるため、スクリーニング・治療・フォローアップのケアなども継続して行っている。

(画像はプレスリリースより)
(C)UNICEF/UNI315490/Himu


外部リンク

ユニセフ プレスリリース
https://www.unicef.or.jp/news/2020/0121.html

ユニセフのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001528.000005176.html

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