2020-05-20 11:30
社会
ミャンマー国有鉄道のヤンゴン環状線、新型コロナ対策で列車を増発

ラッシュ時に3本の列車を追加
ミャンマー国有鉄道(MR)の地域輸送担当アシスタントゼネラルマネージャーであるU Zaw Lwin氏は、MRが、5月18日、ヤンゴン環状線において、ラッシュ時の列車を増発したと発表した。ヤンゴン環状線にはラッシュ時に3本の列車が追加され、すべての列車は1日あたり40周回運行する。これは、保健・スポーツ省が発行した社会的距離のガイドラインを充足するように調整されている。
U Zaw Lwin氏は、さらに次のように述べた。
「環状線では、5本の列車が1日に28周回運行されている。ラッシュアワー時には社会的距離のガイドラインを守ることができなかった。こうしたことから、会社や作業場が再開される5月18日に、列車の本数を増加したものである。」(プレスリリースより引用)
新型コロナウィルス感染症が発生する前には、ヤンゴン環状線は合わせて21本の列車が1日に168周回運行し、約50,000人の乗降客があった。感染拡大が見られた後は、環状線の使用客は1日あたり約7,000人となっていた。
社会的距離のガイドラインを守るため
追加された3本の列車は、ヤンゴン-フラガ、ヤンゴン-ミンガラドン、ヤンゴン-トーチャンカレー-オクポスの各路線を運行する。ヤンゴン-フラガ路線にさらに1本の列車が追加されたため、午前中にフラガ駅から出発する列車が3本となり、この3本はヤンゴン中央駅に15分間隔で到着することとなる。
また、インセイン-ミンガラドン-ヤンゴン路線で、インセインを出発する新しい列車を含む2本の列車は、20分間隔でヤンゴン中央駅に到着する。
ヤンゴン-トーチャンカレー-オクポス路線を運行する列車は2本から3本となった。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/18/05/2020/id-21685
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