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2020-04-27 04:00

政治

スーチー国家顧問、新型コロナに関連する命令を延長 5月15日まで

COVID-19
コロナの影響がいつまで続くかは不明
ミャンマー情報省によると、同国の事実上のリーダーであるアウンサンスーチー国家顧問が中央委員会により定められた新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)の予防、制御、治療に関する規則および命令を4月30日から5月15日に延長することをFacebookで発表したという。

ミャンマーでは3月23日にCOVID-19の初感染が確認され、4月24日時点で感染者は139人となった。爆発的な感染拡大は見られないものの、日々、数人の感染が報告されている。

スーチー国家顧問は、ミャンマーがCOVID-19の影響を受けていることに言及した上で、
「影響の波がどこまで高くなるのかを知ることは不可能であり、同様にいつ低くなるかもまだわからない」(プレスリリースより)
と述べ、今後への備えが必要なことを訴えた。

労働者の安全な帰国を予定
スーチー国家顧問の発表によると、4月30日まで待機するよう要請していた労働者が戻って来るが、現在、健康、検疫、輸送計画を立てており、安心して安全に故郷に戻ることができるという。

また、COVID-19との闘いにおいて重要な要素となるボランティアの力を体系的に活用する計画を立てていることを明らかにした。

なお、このボランティアグループのモットーは、「親愛(loving kindness)」「慈善(charity)」「意志の強さ(determination)」だという。

(画像はミャンマー情報省より)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/

ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/

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