2020-03-17 17:00
旅行
ミャンマー、旅行者の入国制限を開始 新型コロナで

ヨーロッパからの旅行者約20人が検疫を拒否
ミャンマー保健・スポーツ省(Ministry of Health and Sports)は、新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)により、感染拡大が著しい中国、イタリア、イラン、韓国、ドイツ、フランス、スペインからの旅行者の入国を制限することを発表した。報道によると、3月15日にフランス、イタリア、イラン、スペイン、ドイツを訪れた旅行者約20人がヤンゴン国際空港に到着したが、検疫を拒否し、ミャンマーに滞在しないことを選択したという。
英国外務省(FCO)も15日に声明を発表し、ミャンマーでヨーロッパからの旅行者の入国が制限されるため、重要な旅行以外での訪問を控えるよう警告。
同声明では、
「到着後14日間、政府の検疫施設に入れられる」(REUTERSより)
と述べた上で「最近米国を訪れた旅行者は14日間監視下に置かれ、中国または韓国に行った人は入国が禁止された」(REUTERSより)
とつけ加えている。約15カ国からの入国を制限
ミャンマー連邦旅行協会(Union of Myanmar Travel Association)によると、ミャンマー政府がCOVID-19の影響を最も受けた国を訪問した旅行者への入国制限を予定しており、その国は約15カ国に上るという。ミャンマーは3月15日時点でCOVID-19に感染は確認されていない。しかし、ヤンゴン地域、シャン州、マンダレー地域などで130人が検疫下にあるという。
なお、ミャンマーではCOVID-19に関するうわさでパニックが起こり、人々が食料や日用品を奪い合うなどの問題が起きている。
(画像はmizzimaより)
外部リンク
Myanmar to quarantine or turn back tourists from 5 countries
https://www.mmtimes.com/
Myanmar imposes new travel curbs over coronavirus, says UK
https://www.reuters.com/
Myanmar begins restricting travellers
http://mizzima.com/
関連する記事
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30
-
2025-04-17 15:00