ミャンマーニュース

ミャンマー保健・スポーツ省（Ministry of Health and Sports：MOHS）は3月23日、米国と英国から帰国したミャンマー人男性2人が新型コロナウイルス肺炎（COVID-19）で陽性反応を示したことを明らかにした。

米国から帰国した36歳の男性は3月13日にミャンマーに到着し、1週間後に発熱。現在は、チン州の病院で隔離されている。

一方、英国から帰国した26歳の男性は、3月22日にヤンゴンに到着してすぐに隔離され、その後ヤンゴン北部のHmawbi郡区の病院へ移送され、そこで陽性と診断された。

MOHSは感染者2人と濃厚接触した人全員を検査し、監視下に置いているという。

なお、ミャンマーではこれまでCOVID-19の感染が確認されておらず、今回の2人の感染が初の症例となる。

ミャンマーは23日までに214人がPCR検査を受け、210人が陰性だった。また、疑いがある症例や結果待ちのものもある。さらに、現在、全国の病院で273人が検疫を受け、隔離されているという。

ミャンマー外務省は20日、感染が拡大する14カ国（イタリア、イラン、フランス、スペイン、ドイツ、米国、スイス、英国、オランダ、ノルウェー、デンマーク、スウェーデン、オーストリア、ベルギー）からの入国者に対し、政府指定の施設で14日間隔離することを発表したばかりだ。

ミャンマーはCOVID-19が最初に発見された中国と2,100キロメートルに及ぶ国境を有しており、感染が懸念されていた。

（画像はThe Irrawaddyより）

外部リンク

Key Data for Myanmar & COVID-19
https://www.irrawaddy.com/

Myanmar confirms first coronavirus cases
https://www.channelnewsasia.com/

Two test positive for COVID-19 in Myanmar, the country first cases
https://www.mmtimes.com/