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2020-01-29 12:00

社会

ミャンマー、新型コロナウイルス感染防止で中国との国境ゲート監視強化

新型コロナウイルス
隣接する中国雲南省で11人の感染確認
ミャンマー情報省によると、隣国である中国で感染が広がる新型コロナウイルス肺炎の感染を防ぐために、赤外線画像装置を導入して国境ゲートでの監視を強化したという。

ミャンマー保健局のスタッフは、午前7時から午後5時まで、ミャンマーへ入国する人々を国境で監視している。

1月27日時点、ミャンマー国内での新型コロナウイルス肺炎感染者は発見されていない。隣接する中国雲南省の町でも感染は確認されていないが、同省全域では11人の感染が確認されている。

不足するマスク
雲南省で感染が確認されて以来、国境ゲートを経由してミャンマーから同省へ向かう人は減少。一方、中国からミャンマーへ入国する人は、ウイルス感染予防のためにミャンマーの国境の町でマスクを購入しているという。

そのため、国境の町であるムセ(Muse)、ナムカム(Namkham)、Monekoeなどでは、マスクの需要が急増。特に、Monekoeでマスクが不足しているため、販売業者はムセで調達しているという。

一方、ムセの販売業者は、ヤンゴンやマンダレーにマスクを注文している。

地方自治体や医療チームがマスクを配布
ムセの交通警察は新型コロナウイルス感染に対する認識を高める取り組みの一環として、ムセを行き来する人々に500個のマスクを配布。

また、別の国境の町であるManheroの地方自治体は、1月25日から新型コロナウイルスに関する啓発キャンペーンを実施している。

さらに、Manheroの医療チームは、国境ゲートでマスクを配布し、同ウイルスの予防に関する知識を広めているという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/

ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/

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