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2020-01-10 06:00

社会

ヤンゴン地域チャウタン郡区の変電所で開所式

変電所
変電所建設で送電線を短くし安定した電力供給を
1月6日、ヤンゴン地域チャウタン郡区において、ヤンゴン電力供給公社と電力・エネルギー省の主催で、5MVAの変電所と33KVおよび11KVの送電施設の開所式が行われた。

式典では、電力・エネルギー省のWin Khaing大臣がスピーチを行い、政府は国家の発展のために懸命に努力し、長きにわたり、安全でスムーズな送電と、豊富で安定した発電を優先している、と述べた。

そして、大臣は、「電力・エネルギー省は、十分な数の発電所、送電線、変電所を建設し、国民と産業に対して十分な電力を供給することを目指している。政府は2019年12月に全国の50%電化を達成し、2021年までに55%、2015-2026年度で75%、2030年までに100%を目指している。」と説明した。

また、チャウタン郡区とタダの11の村は、タダ変電所からの15.7マイルの送電線による電力を使用し、チャウタン郡区の6つの村は、チャウタン変電所からの13.5マイルの送電線から電力を受け取ってきた。

送電線の長さのために、配電に問題が頻発し、長い回線に沿って障害が見られ、長時間の停電につながっている。こうしたことから、公共の不便を減らすためにチャウタン郡区の近くに変電所を建設したものである。

次に、ヤンゴン地域政府のピョー・ミン・テイン首相も挨拶を行い、議会の代表であるDaw Aye Mya Mya Myo氏は、変電所の開設にあたり謝意を示した。

そして、地域議会の代表であるU Lin Naing Myint氏、電力エネルギー省のU Khin Maung Win副大臣らが、リボンカットを行った後、一行は内部を視察した。

ヤンゴン地域では2020年末に電化率100%へ
2016年4月から現在までで、組合基金からの1,790億6,900万チャットが使用され、ヤンゴン地域政府からの320億チャットが2018-2019年度で使用され、5MVA変電所と33KVの送電線61マイル、11KVの送電線267マイル、302の電気変圧器、400Vの送電線208マイルを建設するのに使用された。

電力は、南ヤンゴン地域のカウム郡区、クンジャンゴン郡区、チャウタン郡区、トゥワンテ郡区と、北ヤンゴン地域のモビ郡区、タイチー郡区、オッカン郡区、アピャウ郡区に送電された。

ヤンゴン地域では、2016年に合計で1,085の村、2018-2019年度には269以上の村に送電され、64%の電化が達成された。当局は、2019-2020年度にはさらに495の村に送電して、電化率87%を目指している。

また、2020-2021年度に、残りの259の村に電力を供給し、2020年12月までに、ヤンゴン地域のすべての村に送電され、電化率が100%となることを計画している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/7/01/2020/id-20421

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