2019-12-04 03:15
社会
シャンティ、ミャンマーの農村の現状について紹介

ミャンマー事務所の倉持和希氏が僧侶や村民に話を聞く
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)のミャンマー事務所インターンの倉持和希氏が、ミャンマーの農村の現状について、11月27日のシャンティブログで紹介した。ミャンマー事務所は、タウンカンカレイ寺院学校に新校舎を建設するなど、学校建設支援を行っている。それをきっかけにして、現地の僧侶や村民から、ミャンマーの農村の現状について話を聞く機会があった。
タウンカンカレイ村は、ピーから1時間半ほど車で移動したパカウン郡にある村だが、アクセスするための道路や道全てが整備されていない。また、こういった幹線道路から離れた村に住む人は、農業や季節労働をしている。季節労働の時期になると、多くの人がタイや中国国境の農場に働きに行くこともある。
政府から村と認められず学校運営が困難なケースも
全く人が住んでいなかった場所で人口が増加し、村となったタウンカンカレイ村のようなところは、政府から村と認められるまで時間を要する。正式な学校開設ができず、運営も困難なケースが多い。子供たちが、非公式に授業を受けることもあり、試験は数キロ離れた学校に行かなくてはならない。倉持和希氏によれば、政府が認めていない村では、学校は支援者の寄付金によって運営されることが多く、教員への給与が支払われないことや、教室数の不足、校舎の老朽化などの課題が山積しているとしている。
(画像はシャンティ ホームページより)
外部リンク
シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=36174
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