2020-09-01 18:00
経済
ベトナムのThaco社、起亜自動車のソルト80台をミャンマーに輸出
起亜の車両をミャンマーへ販売するプロジェクトを開始
ベトナムの自動車メーカーThaco社は、8月26日に、クアンナム省のThaco Chu Lai工業団地にある起亜の工場で製造された起亜ソルト80台をミャンマーに輸出したことを発表した。Thaco社は、2020年に、ミャンマーへの600台を含め、1,200台をASEAN市場の様々な国に輸出する計画である。また、起亜セラトーやソルトが利用可能となっている国へ、セドナやセルトスなどの車両を出荷することを検討している。
ミャンマーへの輸出を加速させることは、ASEANにおいて起亜自動車と部品の生産センターと輸出を行う国になるというThaco社の目標の1つである。
Super Seven Stars Motors Industry(以下、SSS)は、起亜自動車のミャンマーにおける販売代理店で、その市販モデルは種類が限られ、車両が韓国製であるため価格も高くなっている。
Thaco社は、韓国の起亜自動車とSSSを通じて、起亜自動車の車両をミャンマーへ販売するプロジェクトを開始した。グローバルな品質基準と、よりリーズナブルな価格を備えた様々な製品ラインのおかげで、Thaco社が製造した起亜自動車は、ミャンマーにおける存在感を強化することに成功した。
2019年末に起亜セラトーを120台ミャンマーへ
Thaco社からミャンマーへ最初に出荷されたのは、2019年末の起亜セラトー120台であり、続いて2020年に80台が出荷された。すべての車両が高評価を得ている。そして、今回、ベトナムで最も売れている車両の1つである起亜ソルト80台がミャンマーへ販売された。
このBクラスセダンはスマートなデザインで、燃費の良い新しい1.4リッターのカッパエンジンを搭載しており、4速オートマチックトランスミッションと5速マニュアルトランスミッションで利用可能である。
特に、ソルトは、起亜リンクへのスマート接続が実現した、ベトナムで最初の起亜モデルである。起亜リンクモバイルアプリは、起亜のデジタル変革プランに沿って開発されたもので、車両を使用中に警告とサポートを提供する。
ソルトは、2019年9月にベトナムで発売されて以来、2020年7月末までに8,540台を販売し、市場のベストセラー車両トップ10に入っている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
THACO News
http://www.thacogroup.vn/
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