2018-05-16 21:00
社会
カチン州のヒスイ鉱山で暴動、1人死亡、3人負傷

賃金の交渉が決裂
ミャンマー北部に位置するカチン州(Kachin Sate)モーニイン県(Mohnyin District)パカン郡区(Phakant Township)Lonkhin村にあるYadana Shwe Ate鉱山会社で5月13日、火災を含む暴動が勃発した。ミャンマー情報省によると、13日の午後、同鉱山会社従業員は15日に採掘作業の終了し、残業代の受け取りを要求したが、賃金の交渉は決裂し、その後、暴動が起きたという。
従業員はオフィスビル、住居地、重機1台、2,400ガロン入りの石油貯蔵タンク6つを破壊し、火をつけた。
同鉱山会社には2,500人の従業員がおり、そのうちの約1,000人が破壊行為に及んだという。
逮捕者は49人
同鉱山会社に警備を提供していた地方警察は警告砲撃を発したが従業員を追い散らすことができず、建物や重機、貯蔵タンクが焼失した。当局と責任者は消火のために10台の消防車を呼び寄せ、午後10時以降に負傷者を病院に搬送している。
この暴動で逮捕されたのは死者1人と負傷者3人を含む49人に上った。
当局によると、建物や重機に加え、ヒスイ原石約2トンとその他の原料も破壊されたという。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/news/
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