2018-05-04 04:00
経済
ミャンマー衣料品製造業界に新ガイドラインを設定

労働者の安全と健康、福祉向上のため デンマーク政府がサポート
ミャンマー労働・移民・人口省は、衣料品製造業界の福祉向上のため、新しいガイドラインを発行した。新しいガイドラインは労働省、ミャンマー衣料製造協会、ミャンマー貿易組合連合、ミャンマー・インフラストラクチャー、クラフト&サービス、農業農家連盟が参加し、デンマーク政府のサポートを受けながら作成された。
衣料品製造業は、ミャンマー経済の発展を支える、重要な産業の1つである。問題を多く掲げながらも、国内に多くの雇用機会を提供する業界でもある。今回のガイドライン作成は、この重要産業に従事する労働者の安全と健康を守るために実施された。
機械や化学物質の取り扱い方法を提示 現場事故を防ぐ
新ガイドラインでは、工場で使用している化学物質や、機器・機械の取り扱い法を記し、現場での事故を防ぐ方法が提示されている。現在の法律に欠けている項目を補い、労働者の安全と健康を改善する内容だ。関係者は、ガイドラインは非常に重要なもので、今後も監視を続けながら実施する必要がある。(Myanmar Timesより)
と述べ、工場はガイドラインに従うよう求めた。
現在衣料品製造業界で働く労働者は約50万人。ミャンマー政府は、同業界に100億ドルを投資することを予定している。また、2020年までに同業界で150万人の雇用を創出すると見積もっている。
(画像はMyanmar Timesより)
外部リンク
Myanmar Times
https://www.mmtimes.com/
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