2018-03-02 10:00
文化
ミャンマー国立博物館、現在美術コレクション拡大へ

現代アーティストと協力して絵画の存在をアピール
ミャンマー国立博物館で、現代美術のコレクションを増やす計画が進んでいる。ヤンゴンにある国立博物館には221点の絵画コレクションがある。作品はミャンマー社会の美しい側面を描いた伝統的な概念を反映したものばかりだ。
博物館内の美術ブースは66年前から存在するが、その存在はあまり知られていない。博物館が「絵画の墓場」とも呼ばれる理由だ。
博物館はこの状況を変えていこうと、現代アーティストと協力し、コレクターとアーティストをつなげる取り組みを始めた。
過去20年間に制作された作品の展覧会を開催
この20年、ミャンマー国内では抽象作品やシュールレアリズムに取り組む作家が増えており、博物館はこの動向を反映してコレクションも変化させたいと考えている。2月20日から28日には、ミャンマーの現代アーティストの展覧会「The Museum Activity Art Exhibition」が開催された。
出展作家は73人。過去20年間に制作された水彩、油彩、アクリルで描かれた抽象画や写実画が展示された。
国立博物館のアシスタントディレクターU Kyaw Shin Naung氏は、若いアーティストと高齢のアーティストに声をかけ、この展覧会を実施した。
博物館の作品が遺物のような存在であるという意識を取り除きたい。人々に芸術を鑑賞してもらい、芸術の重要性に気づいてほしい。(ArtsEquator.comより)
と語っている。
(画像はELEVENより)
外部リンク
ELEVEN
http://www.elevenmyanmar.com/entertainment/13467
ArtsEquator.com
https://artsequator.com/radar-myanmar-
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