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2018-02-02 00:30

文化

小林千裕氏の作品展「Yangon -ヤンゴン-」、2月2日から銀座で開催

小林千裕
ヤンゴンの今を切り取った作品
小林千裕氏の作品展「Yangon -ヤンゴン-」が、2018年2月2日から15日まで、銀座のソニーイメージングギャラリーで開催される。

この作品展では、イギリス統治下時代の英国風の建築物とビルマ様式の建築物が混在する独特のヤンゴンの景観や、市井に暮らす人々の日常の姿を見つめた作品が並ぶ。

路上で日焼け止めの白い粉を顔に叩いた幼子たちの姿に安穏を感じ、露天商の近くの路上で締まりなく横たわる野良犬に長閑さを実感する。また、市街を闊歩する若い女性の足元だけをとらえた作品には、細身のスキニー・デニムにおしゃれなパンプスが写っているなど、民主化の流れの中で人々の生活や意識に明るい変化の兆しが起きていることを作品から感じることができる。

重い過去から逃れるように少しずつ変遷していくヤンゴンの今にひと時浸ることができる作品展である。

様々な人種と宗教が存在する街
「Scene of London」や「Bangkok」など、外国に関する写真展を手がけている小林千裕氏は、ヤンゴンは多民族というより多国籍、多宗教の街であるという印象、とし、次のように語った。
「『戦争でいろいろな国から人がきた』、とても印象に残る現地の人の言葉だった。ミャンマーは9割が仏教徒と言われているが、ここヤンゴンには様々な人種が住まい、多様な祈りの場がある。そしてまた、自然を纏い、その存在を共にしながら生活をしている。この街は、芯ある強さと柔軟性を合わせ持つ、とてもしなやかなところだと感じた。」(プレスリリースより引用)


(画像はソニーイメージングギャラリー銀座より)


外部リンク

ソニーイメージングギャラリー銀座
https://www.sony.co.jp/

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