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2018-12-06 20:00

経済

白ゴマの生産農家、油料作物の輸出による収入増加に向け企業と販売契約を締結

白ゴマ
GAPシステムで高品質の作物を生産
12月3日、油料作物の輸出による収入増加に向けた農業プロジェクトに参加しているモンユワの地元農家は、サガイン地域農業局の会議室において、International Best Manufacturing社との購買契約を締結した。

これにより、農業生産工程管理(GAP)システムの下で栽培された白ゴマを購入することとなる。

サガイン地域政府農業局の責任者であるU Khin Muang Nyunt氏の説明によると、この契約はサガイン地域で最初の契約であり、次に、ヒマワリの市場を開拓する契約を締結する予定である。

また、同社は、Budalinにある農場で栽培された白ゴマを600カゴ購入する予定であるが、契約により、GAPシステムの下で栽培されたゴマだけを購入する。ゴマとヒマワリは、Myaung郷、Myinmu郷、Budalin郷、Salingyi郷におけるGAPシステムで栽培されている。

U Khin Muang Nyunt氏は、「現在、地元農家の市場を開拓している。同社はゴマだけでなく、GAPで栽培されたヒマワリと落花生も購入する予定である。」と述べた。

多くの地元農家と契約へ
契約調印式では、U Khin Muang Nyunt氏が挨拶をした後、国際貿易センター(ITC)プロジェクトマネージャーのThit Thit Lwin博士が、油料作物の輸出からの収入を増加させるプロジェクトについて説明を行った。

さらに、GAPシステムについて学ぶための地元農家に向けた実践的なセッションが行われた。

その後、International Best Manufacturing社の取締役であるU Than Htway氏が、契約について次のように述べた。
「我々は、マグウェ地域で白ゴマの購入を始めた。そして、サガイン地域のBudalin郷へ購入域を拡大した後、白ゴマを調達するために、Shwebo、Wetlet、Myinmuへと進んだ。しかし、我々は、高い品質と中程度の品質の白ゴマだけを購入している。」(プレスリリースより引用)

説明の後、同社は、Budalin郷の地元農家と白ゴマの購入契約を締結した。

Budalin郷のDan Daing村から来た農家のU Nyan Maung Than氏は、「これは契約締結による初めての販売となる。我々は白ゴマと黒ゴマの栽培を計画し、およそ50カゴを販売する予定である。我々は、GAPで作物を栽培するための研修をすでに受けている。」と語っている。

また、サガイン地域、食用油加工業者協会の会長であるU Tun Tun Oo氏は、次のように説明した。
「GAPシステムで栽培されたゴマにはより多くのお金が支払われるため、企業と契約を締結している。GAPシステムの下で栽培されたゴマは、1カゴあたり1,000チャットで購入される。これは優遇価格を上回る。しかし、悪天候やその他の理由のために作物の品質が合意された基準に達していない場合、企業は品質に応じた価格を支払うことになる。GAPシステムの下で栽培された作物は輸出に適している。」(プレスリリースより引用)

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/4/12/2018/id-15792

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