2018-08-27 21:00
経済
【ヤンゴン】日本が資金援助した「新タケタ橋」が完成

日本・ミャンマーから関係者が式典に出席
ミャンマー情報省によると、同国最大の商業都市ヤンゴンで建設が進められていた「新タケタ橋」が完成し、8月25日に開通式典が行われたという。式典では、Han Zaw建設大臣(Minister for Construction)とPhyo Min Theinヤンゴン地方域首相(Yangon Region Chief Minister)が演説し、在ミャンマー日本国大使館の丸山市郎特命全権大使と唐澤雅幸JICAミャンマー事務所長が橋梁建設工事について説明した。
また、地元の代表者が感謝の意を述べ、橋を維持することを約束したという。
「新タケタ橋」は、建設大臣やヤンゴン地方域首相をはじめ、建設副大臣、ヤンゴン地方域議長・副議長、JICAミャンマー事務局長、大使ら両国関係者により開通され、関係者が橋を渡り点検した後、式典は終了した。
ヤンゴンとティラワ経済特区を結ぶ重要なルートにある橋
新タケタ橋は、経済発展とともに車両台数が大幅に増加したヤンゴンの渋滞緩和を目的に、日本の無償資金協力により建設された。供与限度額は42億1,600万円で、片側2車線で全長253メートルの橋だという。
これまで使われていたタケタ橋は老朽化が進んだ上、片側1車線しかなかったため、経済発展に伴う交通量の増加に対応できていなかった。
しかし、パズンダウン川に架かるこの橋は、ヤンゴン市街地と日本が開発を推進するティラワ経済特区を結ぶ重要なルート上にあり、渋滞緩和だけでなく、物流や人の流れもスムーズになることが期待されている。
なお、新タケタ橋は、東急建設、東洋建設、IHIインフラ建設の共同企業体により工事が行われた。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/
在ミャンマー日本国大使館
http://www.mm.emb-japan.go.jp/
JICA
https://www.jica.go.jp/
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