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2019-04-22 20:00

経済

PetroChina、海外企業としてミャンマーで最初のガソリンスタンドを開設

PetroChina
合弁事業でガソリンスタンドを展開
PetroChina Internationalは、ミャンマーにおいて、中国の石油会社で初となるガソリンスタンドを開設した。

このガソリンスタンドは、PetroChina Internationalのシンガポール法人Singapore Petroleum Co.(SPC)と、ミャンマーの財閥シュー・タウン・グループの子会社であるShwe Taung Energy Co.との合弁事業である。

シュー・タウン社の発表によると、この合弁契約におけるSPCの投資率は35%で、すべてのガソリンスタンドをSPCブランドにアップグレードする。

両社は、サンチャウン郡区、ピイロードとDhammazediロードとが交差する場所に位置するSPCの施設にある、750平方メートルのガソリンスタンドを改装した。3月30日にオープンし、SPCのシンガポール製油所から輸入されたガソリンが供給されている。

燃料販売における海外投資を推進
2017年にミャンマー投資委員会が小売りエネルギー部門を自由化して以来、今回のガソリンスタンド設置は、ミャンマーにとって最初の外国投資の参入である。

2017年4月に発行されたミャンマー投資委員会による通知では、外国投資家は、燃料の配給と販売に関して、電力・エネルギー省による承認のみが要件となっている。

2010年に政府が民間セクターに市場を開放して以来、ガソリンスタンドの数が急増しており、電力・エネルギー省による3月25日のデータでは、その数は2,445に達している。

2017年7月には、マックスエナジーとシェルが、シェルブランドのガソリンスタンドを展開することに合意しており、また、シンガポールのPuma Energyは、10年以内にフランチャイズのサービスステーションを50施設設立する予定である。

中国からの精製燃料輸出が増加
中国国営の中国石油天然気集団(CNPC)は、2016年10月から、1日あたり26万バレルを精製する雲南省製油所を稼動させており、またPetroChinaは、2018年9月に、ヤンゴンにおいて、合弁企業による燃料貯蔵庫を開設した。

CNPCは、2018年4月から、精製燃料をミャンマーに販売しており、ミャンマーへの燃料輸出は10月までに1万トンを超えた。さらに、近いうちに、ネピドー、マンダレー、サガインの各地域にSPCのガソリンスタンドを開設する計画である。

(画像はMyanmar Timesより)


外部リンク

Myanmar Times
https://www.mmtimes.com/

Petrolworld.com
https://www.petrolworld.com/

Energy world (From The Economic Times)
https://energy.economictimes.indiatimes.com/

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