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2019-04-14 02:00

政治

ミャンマー国境省の設置から3年 情報省が取り組みを紹介

国境
言語が違う遠隔地域 国境管理とともに民族の生活向上をめざす
ミャンマー国境省は、国境往来の確実性と、ミャンマー各地の民族開発をサポートするための取り組みを強化している。ミャンマー情報省の報道は、国境省秘書のインタビューを掲載した。

国境省は国境管理の強化と、国境地域の生活向上のために設立された。主に人口が少なく、言語の違いから会話が難しい遠隔地が対象となる。

国境省は、

1・国境地域の安定
2・国境地域の発展
3・国境地域の経済の発展
4・国境地域の民族の、人的資源の発展
(ミャンマー情報省より)


の4点を方針として挙げている。

電力供給や低コスト住居などのインフラ整備、内戦の停止にも取り組む
国境を接しているのは、7つの州、2つの地域、6つの自治体で、トータル167のタウンシップ(3万村)となる。

これらの地域で道路や橋、清潔な水の確保、ヘルスケアの向上、電力の供給などにも取り組む。国境省はこれらの取り組みとあわせて、低コストの住居設置や食糧の確保、内戦の停止に尽力している。

国際的な組織との共同プロジェクトもある。そのうちの1つとして、インタビューでは日本の基金による取り組みが紹介された。シャン州では橋の建設が行われ、ラカイン州では200件の学校建設と、100件のサイクロンシェルターの修復が行われた。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/11/04/2019/id-17337

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