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2019-03-20 21:00

社会

ミンジャンで225メガワットの天然ガス発電所が開設

ミンジャン
停電がなく安定した高品質の電力供給を
3月16日、マンダレー地域のミンジャン地区にあるミンジャン製鉄所の近くに建設された天然ガス発電所の開所式が行われ、電力・エネルギー省のウ・ウィン・カイン大臣が参列した。

この発電所は、Sembcorp Power Myanmar Co.Ltdによって建設され、225メガワットの発電容量を持つ。

式典での挨拶の中で、ウ・ウィン・カイン大臣は、「この天然ガス発電所は、のミンジャンとThabyewaをつなぐ230KVの電力線により、ミャンマー全土に225メガワットを配電している。」と述べた。

電力線の敷設にあたっては、信頼性のある安定した高品質の電力が供給できるように尽力され、それにより、人々は、停電がないこと、安定した電力消費、高い電圧での仕様などのメリットを享受できることとなる。

そして、大臣は、ここ数年間で何度かの停電があったが、現在はシステムの故障を大幅に減らすことができており、今回の発電所開設で、システム故障が二度と発生しないようになると述べた。

今年中に50%の世帯に電力が供給
さらに、大臣は、信頼性のある安定した高品質の電力供給ができる補助発電所もあり、3年間でさらに3,000メガワットが利用可能となるための準備も行われていると説明した。

ミャンマーの10,877世帯のうち、4,709世帯(43%)には電力が供給されているが、約6,168万世帯(57%)には供給されていない。

人々の要求を満たすために、電力・エネルギー省は、ミャンマー連邦議会の財政基金と、地域や州の資金を使用し懸命な努力がなされており、11月には、約50%の世帯が電力を利用できるようになる。

2021年には55%以上、2026年には75%以上を目標として、電力を供給する努力が続けられている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省 プレスリリース
http://www.moi.gov.mm/17/03/2019/id-17043

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