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2019-03-21 07:00

経済

JOIN、ミャンマー・ティラワ港ターミナル事業へ参画

JOIN
物流コストの削減を実現
株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(以下「JOIN」)は3月19日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンの郊外にあるティラワ港の穀物ターミナル事業へ参画することを発表した。

参画にあたりJOINは、港湾運送最大手の株式会社上組(以下「上組」)と現地企業であるLluvia Limited(以下「Lluvia」)が設立したInternational Bulk Terminal (Thilawa) Company Limited(以下「IBTT」)へ出資し、その額は約17億円だという。

すでに国土交通大臣の認可を受けており、同日にJOINとLluviaの間で株主間契約を締結した。

ミャンマーでは経済発展とともに食の多様化が進み、小麦などの穀物の輸入量が増加。また、米を主要生産物とする同国では、これまでにも世界へ広く輸出されているため、今後さらに穀物の輸出入増加が予想されている。

同事業では、従来のコンテナ使用からバルク船及び穀物サイロによる食料輸出入へのシフトすることで、大量輸送による物流コストの削減を実現するという。

事業スキーム
JOINは、日本に蓄積された知識、技術、経験を活用して海外の交通事業や都市開発事業を行う企業等に、資金の供給や専門家の派遣などの支援を行っている。

また、現地企業であるLluviaは、大手総合商社である三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)と現地コングロマリット(複合企業)であるCapital Diamond Star Group(以下「CDSG」)が出資・運営する食品関連会社だ。

今回のターミナル事業は、三菱商事とCDSGが設立したLluviaと、JOIN、上組が現地で事業を手がけるIBTTへ出資した形となる。

なお、同ターミナルの完工は2019年4月で、同年5月より営業を開始する予定だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

JOINのプレスリリース
http://www.join-future.co.jp/news/

JOIN
http://www.join-future.co.jp/

上組
https://www.kamigumi.co.jp/

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