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2017-01-30 00:00

社会

ヤンゴン地域政府 ヤンゴン市の新バスシステムをさらに改善へ

バスシステム
3月末めどに、バスにテレマティクスサービスを導入
ヤンゴン地域政府は、先日ヤンゴン市において導入された新バスシステムについて、さらなる改善を図る方針だ。ミャンマーの複数のメディアが報じた。

1点目は、市内を運行するバスに「テレマティクスサービス」を導入することだ。GPSを利用すれば、交通局でバスがどこを運行しているかを把握できるものの、なぜ、バスが動けないのか、という点までは把握できない。

しかし、さまざまな情報を提供できるテレマティクスサービスを導入することにより、バスがどこを運行しているかだけではなく、バスが渋滞により動けないのか、それとも事故が原因で動けないのか、という点についても把握できるようになる。

ヤンゴン地域政府は3月末をめどに、市内を運行するバスにテレマティクスサービスを導入する計画だ。

夜間のバス運行のほか、バス停整備、新型車両導入も
2点目は、夜間もバス運行を行う点だ。新バスシステムにおいては、夜の9時までバス運行することとなっているが、夜間は利用者が少なく利益が見込みにくいことから、夜間のバス運行に消極的なバス会社も見られる。

しかしながら、夜間にバスが運行されず、利用者は不便を強いられている状況であるため、ヤンゴン地域政府は、夜9時までのバス運行を徹底する方針を示している。

3点目は、バス停の整備と新型車両の導入だ。市内の渋滞を緩和するため、バス停にはバス専用の停車スペースを設置する。また、老朽化したバスを入れ替えて新型車両を導入し、サービスの改善を図る。

バス停の整備には100億チャット(約8億4500万円)、新型車両の導入予算には600億チャット(約50億7000万円)を投じる。

(画像はEleven Myanmarより)


外部リンク

Eleven Myanmar
http://www.elevenmyanmar.com/local/7582

MYANMAR TIMES
http://www.mmtimes.com/

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