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2017-01-09 19:00

政治

ティン・チョー大統領 独立記念日にメッセージを発表

ティン・チョー大統領
国民に対し、繁栄と安寧を祈念
ミャンマー大統領府は1月5日、ティン・チョー大統領による独立記念日のメッセージをホームページに掲載した。1月4日に迎えた同国の独立記念日は今年で69回目となる。

同大統領はメッセージの冒頭で、国民に対し、繁栄と安寧を祈念した。また、ミャンマーは遠い昔に王国が築かれた歴史ある国で、このことは世界の誇りであると述べた。

また、欧米列強によるアジア侵略が相次いだ19世紀後半、ミャンマーも植民地となったものの、同大統領は、当時の国民が独立に向けて強い気概を持ち続け、努力し続けたことが実を結び、1948年1月4日に独立することができたと述べた。

国家が一つに団結することこそ重要
無事に独立を果たしたものの、独立してから現在まで、国内では少数民族武装勢力による武力衝突が絶えない状態が続いている。政府は和平交渉を通じ、国内の団結を強化したい構えだ。

同大統領は、長年にわたり国内で武力衝突が続いてきたことに言及し、武力衝突は政治的解決に至らないだけではなく、国内の発展を妨げるとの考えを示した。

また、同大統領は、今後のミャンマー連邦共和国を築いていくために、全ての国民に対し、4つの点が重要であると訴えた。

1点目は、ミャンマーが国家として一つに団結すること、2点目は、国民の主権を恒久化することで、国家の存在を確固たるものとすることだ。

3点目は、各州においては民主主義に基づき、適切な法令を定めること、4点目は、国の経済政策に基づいて、経済を発展させることだ。なお、同大統領は、都市部の経済発展のみならず、地方の経済発展も重要との考えを示した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー大統領府(プレスリリース)
http://www.president-office.gov.mm/

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